2020年ベスト映画10行きます!2020年公開の映画は現時点で33本観てます。そのうちのベスト10!
※2022.12.31更新(3本入れ替えました!)
10. アイヌモシリ
阿寒湖のドキュメンタリーを見ているような錯覚(途中のリリーフランキー登場を除くと笑)。最初は小さく頼りなく見えた少年もアイヌの伝統を通して世界に触れて帰ってくると、もう目力が違う。本当に同じ時期に撮った少年の顔なのかと。すごい演技と監督の演出。
9. 朝が来る
映画『朝が来る』公式サイト | 2021年3月24日(水) Blu-ray&DVD発売!
誰が悪いというわけではない。登場人物皆にしっかりとスポットを当てていて好感が持てる。泣けた。
8. 星の子
設定がやや極端に見えるけど、そんなことはない。どんな家庭にも多かれ少なかれある、何かを信じることと疑うこと。そして14歳の葛藤。物語は極端な終わり方はせず、葛藤の狭間の中でジーンとした感動に包まれます。
7. 37セカンズ
ザ・思春期の子どもに見せたい映画。自分を受け入れ、自分を手に入れたユマは他人に影響を与える光に。キャストすべてがすばらしかったのだけど、とくに好きだったのは娼婦役の渡辺真起子。おばさん的ながさつさはあるんだけど、自分に大切なものは何かをわかってる感じが最高。ユマが彼女に出会えて本当に良かった。
6. ミッドサマー
天国のような場所が実は地獄のような場所だとだんだんわかってくる恐怖。そしてそんな場所・祭りが本当にあるような気がしてくるところも怖くて最高。さらにそれを恋愛あるあるのように見せるところも怖くて最高。
5. TENET テネット
映画『TENET テネット』オフィシャルサイト|2021.1.8ブルーレイ&DVDリリース
(初回仕様)TENET テネット (4K ULTRA HD&ブルーレイセット)(3枚組/ボーナス・ディスク&ブックレット付)[4K ULTRA HD + Blu-ray]
- 発売日: 2021/01/08
- メディア: Blu-ray
なんだかよくわからなかったけど、なんかすごいものを観てしまったという、とんでもない映画体験。圧倒的な逆行世界を映像で見せながらスパイ映画を成り立たせるなんてすごすぎじゃないですか?
ちなみに超難解なカーチェイスシーンを自分の理解のために図解してみました。力作です。
4. おらおらでいぐも
旦那に先立たれ、一人での暮らしを続けるおばあさんを演じる田中裕子さんが素敵すぎる。もうかわいくてかわいくて。自分も40になり老いについて考えることも多くなってきたのでグッときた。
3. 音楽
アニメーション映画「音楽」(監督:岩井澤健治)公式サイト – 2020年1月公開
まさにタイトルどおり「音楽」のアニメ映画だった。うちの小学男子2人と一緒にゲラゲラ笑って見たけど、内心、父さんは鳥肌立てながら泣いていたよ。覚醒する研二、森田。緊張する太田、朝倉。もう大好き。製作に関わった全ての人に拍手!
2. 82年生まれ、キム・ジヨン
前向きではあるのに追い詰められていくキム・ジヨン。そして前向きではあるのにちょいちょい理解不足な夫。彼女たちと同世代ということもあり、日本もだいたい同じだよなということもあり、とても刺さりました。
1. パラサイト 半地下の家族
もうこれは文句なしですね。笑ったりはらはらしながら楽しんで見てると、最後には大変重たいところまで連れていってくれる。最高の映画です。あと、低下層家族あるあるも笑いながらも泣いてしまいます。
まとめ
10. アイヌモシリ
9. 朝が来る
8. 星の子
7. 37セカンズ
6. ミッドサマー
5. TENET テネット
4. おらおらでいぐも
3. 音楽
2. 82年生まれ、キム・ジヨン
1. パラサイト 半地下の家族
3位の音楽、大健闘でした!
僕が映画鑑賞の記録をつけているKINENOTEによると、2020年に観た映画は87本でした。2月はパラサイトの影響でポン・ジュノ過去作品見まくりました!