聴きました。天才、中村一義の10枚目のアルバム『十』!
1997年に20歳そこそこで、超変態で、気持ち悪くて、ポップで、最高で、天才的な1stアルバム『金字塔』を一人で宅録で作り上げた中村一義。
その後、その気持ち悪い青年は、社会に出て、バンドを組んだりといろいろを経て、当時の倍以上の歳になって2020年に帰ってきました。宅録回帰の気持ち悪い最高なアルバムをひっさげて。
2曲目の「それでいいのだ!」なんてもろあの頃の感じです。曲も歌詞もボーカルもギターもベースもドラムもあの頃の感じです。「犬と猫」とか「最果てにて」とか「主題歌」とか「生きている」とかの感じです。当時の気持ち悪い青年が成長して、変なおじさんになった感じです。つまり最高です。最も高いってことです。で、きっと君は大丈夫だよって言ってくれてるような気がして泣けます!
他の収録曲も、20年分の成長が深みを与えていて最高です!
昔からのファンはたぶんみんな大好き「それでいいのだ!」
中村一義と言えばやっぱりこれ「犬と猫」
1stに収録し忘れたという「最果てにて」。この曲が最も1st感あるかも。
1stと2ndの間にリリースされたシングル「主題歌」
1st感が残る、2nd収録の「生きている」
保存保存保存保存